土日携帯ショップで働いてるけど、ちょっと疲れた

サービス業などで居酒屋の店員、ウエイトレス、携帯ショップの店員など土日も勤務して、休みがなんか休んでる気もしなくて、友達とカフェにもいけない。この生活いやだな、なんて思う女性も多いのでは。なんとかうまいこと休み休み働くことはできないのでしょうか。休みについてちょっと真剣に考えてみませんか。

有給休暇は消滅する?

お金をもらえるなら有給をためておきたいと考える人が出てきてもおかしくはありませんが、限度があります。労働基準法では、年次有給休暇の時効を、2年としています。年次有給休暇は、翌年度に限って、繰り越しができます。なので最大40日は有給としてキープしておけますが、それより昔のものなどは、なくなってしまうのです。安心してしまうとお金をどぶにすててるようなものになります。

会社にも拒否できる権利がある

有給も労働者が一歩的に使えると認められているわけではなく、会社には業務に支障がある場合、有給休暇の取得日を変更させる時季変更権が認められています。通常は40日もまとめて有給休暇を申請されたら、会社は時季変更権で却下をすることができますが、有給休暇を取得した場合には、通常、所定労働時間働いた場合に支払われる賃金が支払われる場合が一般的です。月額給与を所定労働日数で割るのではなく、カレンダーの月の日数で割った金額を買い上げ金額としている企業もあります。会社側としては賃金を低く抑えることができ、お互いに有効な方法でもあります。

国が有給取得を促進

有給休暇の買取などはトラブルの元なので、有給を通常勤務日に行使するのが本来のあるべき形です。そうはいっても日本社会が有給がとりづらい社会でもあり、欧米と比べて働きかたのあり方が遅れているとも言われています。ですが最近ようやく改善される傾向もあります。平成26年から、10月を年次有給休暇取得促進期間に指定し、政府が広報活動を行っています。なので、今までより有給がとりやすい雰囲気になりますし、国が推進しているのなら仕方がないなと、会社も認めざるを得ません。

休みたくない国民性

いつかは、買取が禁止になったりする事態も考えられるので、有給をとるのが当たり前の世界になったらうれしいですね。日本人はゆっても働くのが好きな国民性なので、有給休暇の義務化などが行われたりしても、進んで出社する人が出現したりすることも普通にあり得たりしちゃいそうで、もっとゆったりとしたワークバランスを根本的から考えなおさないといけないですね。