ギャルをターゲットにした109の店員とか狙い目じゃないですか?

カリスマ店員は低収入の場合が多い。

一時期、渋谷の109のビルにあるアパレルのギャル系の店で、カリスマ店員といって、モデルや有名人と同じくらい、女子高生や中学生、お客として買いにくるひとたちが、あの人みたいにかわいくなりたいなどといって、もてはやされ、人気をはくした時がありました。みながほしいギャル服を見にまとい、ファッションのコーディネートなどをアドバイスしてくれる。オシャレに敏感な中高生は、ものすごくあこがれるのは自然ですよね。
彼女たちは実際、カリスマとして収入を得ていたのはごくわずかで、店長クラスなどで店の売上が収入に直結していた人や、雑誌やテレビなどのメディアに露出して、出演料等をえていたひとたちだけです。
他の多くの店員は、月収もアルバイトの時給と同じほどで、高くもなく、休みもなく働き続け、服も店からタダで支給されたわけじゃなくて、自腹で購入している人たち。月給13万ほどで、服も自腹で購入、食費を削って体調もわるくなり、精神的にもおいつめられて、薬ももちあるいていたひとがほとんどだったといいます。

カリスマ店員の裏

みなからあこがれられるようになるには、流行の服を毎日、新しいのにコーディネートしてなければならないのはもちろん、一日2回、3回も着替えることもあったといいます。それだけの服があるのか、自腹でかわなければださいと言われてしまう。もうそうなったらカリスマ店員として人気が出なくなる。服を着ていれば、その服の売れ行きがよくなります。着てないと売上もおちるとなると、やっていけません。
実際は、社員割引の30%~50%程度で購入できたといいますが、それでも大変です。

アパレル店員を極めるには

表参道や代官山、原宿のみならずとも、オシャレなセレクトショップなどにいって服を選んでいると、店員が声をかけてくるひとがいます、独特のタイミングでかけてくるので、すごい買ってみようかとか、逆に買うのを辞めようかとか、接客によって、その服を購入するかの決め手になります。

話しかけるべきかは、お客の振る舞いで分かる

人間は、動きやしぐさが心理をあらわしているといいます。なので、服をえらんでいるしぐさで、アパレルを長く、極めた人たちは、気持ちがわかってしまうといいます。例えば、商品を手に取るが棚に戻す人は、じっくり見たいなので話しかけない。同じ商品で足や目などの動きが止まる人は、ほかのサイズをほしがっているので話しかける。手で顔や腕などをしきりにさわる人は、店員を探しているので話しかける。など、接客も好きだったり、売上をあげていくのが好きだったりに楽しみを見いだせる人はやっていけるのではないでしょうか。